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まず第一に原因としてあげられるのはプラーク(歯垢)です。これは口の中の細菌と食べ物のカスからできている白いネバネバしたもので、歯の表面についています。このプラークの段階では歯ブラシをすることで、除去することが可能で炎症もおさまります。 |
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プラークをそのままにしておくと歯石という石のように硬いものになります。これは歯ブラシではとれず、歯科医院でプロにとってもらわなければなりません。 |
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歯周病を悪化させたり、治療の効果をさまたげる重大な原因となっていますし、他の身体の病気(がんや呼吸器疾患など)の原因にもなります。タバコは血行障害をおこし歯周病の症状をあらわれにくくします。 |
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これは、あまり重要だと考えていない方が多いのですが、重要な原因の一つです。歯ぎしりやくいしばりを夜間している方は、ご自分が考えている以上の強い力を歯にかけています。本来は身体が休んでいるべき時期にかなりの力がかかるわけですからあごや歯槽骨(歯の周りの骨)に悪影響をあたえます。あまり自覚していない方も多いのですが、歯がすりへったり、歯が割れてきたり、口があけにくくなるなどの症状が出てきます。
特に歯並びの悪くなっている所は、その歯にのみ力が加わるので、その部分だけ歯周病が進んでくるという状態になります。 |
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◇偏った食生活=糖分の摂りすぎ、野菜不足も歯肉の炎症の原因になります。
◇糖尿病=歯周病との関係は明らかで、歯周病の治療をする事で血糖値のコントロールによい影響がでます。
◇薬剤の服用=薬によっては歯肉に炎症を生じるものもあります。
◇ストレス=夜間の歯ぎしり、くいしばりがストレスによってひどくなる事があります。
◇寝不足、不規則な生活=身体の免疫力が低下し、歯周病を悪化させます。
以上のように歯周病は、虫歯以上にその人の生活が口の中にあらわれてくる病気です。歯周病と診断された方は、それ以前の生活をふりかえり、原因をつきとめて改善していく事が重要になります。ですから歯周病治療は、歯科医院におまかせではなく、患者様との2人3脚によて、取り組んでいく病気といえます。
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