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みかみ歯科医院  
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タバコの害について
 
 
   
 
  タバコの身体に対する害は、多方面で立証されています。
歯に対する害は広く知られておりませんが、特に歯周病に対しての害は重要です。口腔内を見るとヤニの汚れだけでなく、歯肉、歯質、骨にまで喫煙の影響がはっきり出ています。
80才の時に自分の歯を20本残そうという運動がありますが、歯を残すためにも、身体のためにもまずは禁煙です。喫煙の害は、若いうちはあまり感じませんが、5年、10年と喫煙し続けるとあきらかに健康な人との差が出てきます。
 
 ■   タバコ(ニコチン)の影響
   
 
 
●ニコチンは歯肉や口腔粘膜からも吸収されて体の中へ入ります。全身の免疫力も低下し、ニコチン以外の刺激物も組 織に作用して、炎症を悪化させたり、歯周病などの疾患も治りにくくなります。また、歯周病の手術、抜歯、インプラントの手術などを行なっても、傷口をふさぐ細胞の働きが鈍く、術後の回復が遅れることが多いです。

●ニコチンは、末梢の血管を細める作用があり、歯肉への酸素や栄養を十分運ばなくなり、歯肉自体が弱くなってしまいます。自然治癒力も弱まり、歯周病が悪化したり、入れ歯が合わなくなる、インプラントが安定しない・・・などの支障も出てきます。

●ニコチンは歯肉を硬くしたり、線維化させて歯周病の症状(腫れなど)を隠してしまいます。そのため、重症化しないと気がつかない場合が多いのです。

●喫煙後にダ液の分泌が少なくなります。それにより、歯垢:プラークの付着や歯石の沈着を増進させ、酸の中和も進まず虫歯にもなりやすくなります。

●歯の表面(特に裏側)にヤニが付着することによって、歯垢:プラークが沈着しやすくなります。虫歯や歯周病になりやすい環境になるということです。

●喫煙者は、タバコを吸わない人に比べて、歯周病治療の効果や、ブラッシングの効果が出にくくなります。
ヤニとり歯磨き剤に注意
「ヤニをとります」と広告されている商品は研磨成分がたくさん入っているものがあります。歯の表面を必要以上に削ってしまい、ますます傷ついて汚れがつきやすくなります。また、歯や歯肉を痛めてしまうことがあります。
 
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